愛され人の教科書

言葉を届けるには、まずは“信頼”という土台から🌸

言葉を届けるには、まずは“信頼”という土台から🌸

先日のコラム(→『職場にいるいる!許される人、許されざる人。』)で書いたように、
人間関係には“見えない土台”があります。

同じ言葉を言っても、
「許される人」と「許されない人」がいる。
それを分けているのは、“信頼”という名の目に見えないベース。


承認は“魂の栄養”である~ロジャーズ・選択理論・アドラーに共通する“幸せの原点

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🩷1. 「何を言うか」より「誰が言うか」

心理学の世界でも、人の心に届く言葉は「内容」ではなく「関係性」で決まると言われます。

どれだけ正しい意見でも、信頼していない相手から言われると
「責められている」「否定された」と感じてしまう

逆に、信頼している人からの言葉なら、
たとえ耳が痛くても「気づかせてもらった」「大事に思われてる」と受け取れる

人間関係って、そういうものなんです。


🌿2. 信頼が“言葉のフィルター”になる

人は誰もが、心の中に“感情フィルター”を持っています。
このフィルターを通して、相手の言葉を解釈しているんです。

フィルターの状態 相手の言葉の聞こえ方
信頼・好意あり 励まし・アドバイスとして届く
信頼・好意なし 攻撃・否定として届く

だから、同じ言葉でも結果がまるで違う。

信頼の土台がある人の言葉は、“愛のある助言”として届き、
信頼のない人の言葉は、“トゲのある言葉”として刺さる。


💫3. 愛され人は「正しさ」より「温かさ」を選ぶ

愛され人とは、“伝える前に、つながる人”。
相手の心が開いていなければ、どんな正論も届かないことを知っています。

だからこそ、言葉よりも先に「安心感」を与えようとする。

・笑顔で聞く
・共感してから伝える
・相手の立場に立って言葉を選ぶ

そうやって“関係のベース”を大切にするのが、愛され人の特徴です🌸



🧠4. 信頼のベース=心の貯金

信頼は一瞬で作られるものではなく、
小さな「この人なら大丈夫」が積み重なってできる“心の貯金”のようなもの

・裏切らない
・嘘をつかない
・ちゃんと聞く
・優しい一言を添える

こうした積み重ねが、相手の中に「安心」という土台を築きます。
その土台の上でこそ、言葉はまっすぐに届くのです。

🌿ちなみに、この「信頼の土台」は心理学でもしっかり裏づけがあります。
“ラポール”や“上質世界”という考え方に通じるものです。
気になる方は、次回の心理学編もぜひ読んでみてくださいね🌸


🌸5. 愛され人®のまとめ

🌿人間関係は、技術よりも“信頼の残高”。

正しさより、温かさ。

伝えるより、まずつながる。

それが、愛され人®の伝え方です。


💬今日の学び

言葉は“技術”ではなく、“信頼の上”でこそ力を発揮する。
信頼という土台を育てよう🌿

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