【実録】あなたの会社にもいる!?首を突っ込まずにいられない『知りたガール』
知りたいだけで責任取らない、その“情報欲”が職場をかき乱す!
「なんでも知りたい!」が止まらない“あの人”
あなたの職場にもいませんか?
とにかく何でも知りたがって、関係ない話にも首を突っ込んでくる人。
こちらが頼んでもいないのに、
「それってどうなってるんですか?」
「誰が担当ですか?」
「何時から始まるんですか?」
興味津々というか、お節介というか…。
“知識欲がすごい”と言えば聞こえはいいけど、正直めんどくさい。
今回は、そんな“知りたガール”の実録エピソードをご紹介します。
【実録】業者にまで嫌われた『知りたガール』
うちの職場にいるAさん(仮名)。
彼女の特徴は、とにかくあらゆることを知りたがること。
会議の内容はもちろん、他部署の進捗、役員の予定、さらには外注先の業務内容にまで首を突っ込んできます。
ある日、外注業者さんが現場で作業をしていると、Aさんがスッと近づいてきてこう言いました。
「この工程って、どうしてこの順番でやってるんですか?」
「それ、私も把握しておいたほうがいいですよね?」
まるで監査官のような口調に、業者さんもタジタジ。
しかも、Aさんが聞いてくるポイントがズレているので、説明する方も「いや、そこは別に…」となり、空気が変に。
数日後、業者さんから正式にこう伝えられました。
「申し訳ないですが、今後はAさんを現場に入れないでもらえますか…。正直、やりにくくて…」
──はい、出禁確定です。
“知りたい”の目的がズレていると、話がこじれる
知識を持つことは悪いことではありません。
でも“知りたい”の方向がズレていたり、相手への配慮がないと、それは単なる**「お節介+迷惑」**になります。
しかもAさんは、知ったところでそれを活かすスキルも責任もない。
「とりあえず知っておきたい」というだけで、結局現場をかき回して終わりなんです。
さらに困るのが、知りたい内容そのものがズレているために、
その後の“伝え方”もおかしくなること。
知って得する、知らないと損をする!すぐに役立つ相手に合った「伝え方」のコツ!
本人は「ちゃんと情報共有してるつもり」でも、
微妙に本質からズレた内容を伝えてしまうせいで、話がねじ曲がっていく。
結果的に…
- 本来は小さな相談だったはずのことが、やたらと深刻な案件になっていた
- 意図しないところで「〇〇さんがこう言ってた」と話が回る
- 余計な誤解や対立が生まれてしまう
など、話がどんどんこじれていくんです。
最悪なのは「上司に聞きます」パターン
そして、最悪だったのがこのセリフ──
「ありがとうございます。じゃあ、この件は上司に聞いて決めますね!」
は??
じゃあ最初から上司に聞けや!!
こっちは時間割いて説明してるのに、結局あなた判断しないのかよ…と、全員が心の中で突っ込んだ瞬間でした。
対処法:「情報源にならない距離感」がカギ
もしあなたの周りにも“知りたガール”がいたら、以下の対処がおすすめです:
- 必要最小限の情報だけ伝える(深掘りさせない)
- 「それは別の担当が管理しています」とやんわり線を引く
- 大事な話題は1on1ではなく、複数人がいる場で話す(証人を作る)
関わりすぎると、こちらの時間も精神力も消耗するので、なるべく“情報源にならない”距離感を保つのがポイントです。
まとめ:情報は“知る”より“使う”ことが大事
情報を知ることと、それを扱えることは別物。
“知りたガール”のように、「知ること」だけに執着する人は、かえって職場の流れを止め、空気を乱します。
そして、内容がズレたまま人に伝えることで、
小さな出来事もややこしくなり、職場全体を巻き込む火種に…。
本当に大事なのは、
「誰が知ってるか」ではなく「誰が責任を持って判断するか」。
知りたがるだけの人に振り回されないよう、自分のペースと責任範囲を守ることが、職場で消耗しないコツです。