この記事は自分が幸せになることで他に与える影響について書いた記事になっています
こんな方におすすめ
- 楽しいことが続くとなんだか不安を感じてしまう方
- 『自分だけ幸せになっていいのだろうか?』と幸せになることにためらいを感じてしまう方
- 協調性を大切にしすぎて自分を出せないでいる方
日本人はとても和を大切にする協調性のある国柄です。
そんなところからか自分だけが目立ち過ぎたりすることに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか?
私、幸せになってもいいですか?あなたが幸せになることの意味
日本人の中には自分が幸せになることにためらいがある人がいるように感じるのは私だけでしょうか?
協調性を大切にし、控えめな性格な方が多い日本人特有の思いなのでしょうか?
もしくは、『人生はいいことばかりではないから』という自制する気持ちからくる不安のせいかもしれません。
『出る杭は打たれる』という言葉あるように『自分だけ』いいことばかり(幸せ)が続いているといつか打たれてしまうと思うのかもしれませんね。
しかし、これには大きな誤りがあります。
それは自分(個人)がいいことや幸せになると周りにいる人たちも幸福度が増すということがハーバード大学の調査によりわかったということです。
1万2000人以上を対象に30年以上も追跡調査したもので、その結果、個人が幸せでいるとその人が日常的に接している家族や友達の幸福度が15%上昇するとわかったそうです。
それだけにとどまらず、その家族や友達のまた友達の幸福度は10%、またその友達に関しても6%上昇すると言われているそうです。
これ、すごくないですか??
笑顔いっぱいの人や幸せオーラMAXの人の近くにいるとこっちまで幸せになるもんねー
ですから、よく覚えておいてくださいね!
あなたが幸せになることはあなた一人が幸せになることではなく、周りにいるみんなを一緒に幸せにしている
ということを…
幸せの要素、PERMA(パーマ)-Vって何??
先ほどあなたが幸せになることの意味について記述させていただきました。
幸せになることを不安に思ってしまっている人もいるということでこういったテーマで記述させていただきましたが、本来、幸せになるための意味なんてそんな難しいものはないんです。
生まれてきたんですから、幸せを願って当たり前なんです。
みんな幸せになりたくて生きているんです。
嬉しいこと楽しいこと、将来への希望を持てないようでは生きてる意味なんて逆にないのではないでしょうか?
私はそう思っています。
みんな幸せを願うべきなのです。
幸せになるために生きていくのです。
私も学生時代でしたでしょうか?
私はどんな自分になりたくてどんな将来を願っているのか、いろいろ悩みました。
でもその最終的な結論は『幸せになること』以外に見つかりませんでした。
- お金持ちになりたい
- 毎日を楽しくいきたい
- 好きな人と一緒になりたい
- 好きな仕事に就きたい
- 親友は必要だ
いろいろな願いがありましたが、なぜそうなりたいのか?
突き詰めれば、結局はどんな願いもすべて『自分が幸せを感じて生きていきたい』ということなんだということにたどり着きました。
『ボランティア活動』や『人のために生きたい』という立派な方もたくさんいます。
しかし、私はそれも人のために頑張ることが自分がうれしいから幸せになれるからしているのだと思うのです。
(変な意味で言っていると勘違いしないでくださいね。人のために頑張れるのは素晴らしいことです。というよりも自分の幸せを願うこと自体が当たり前のことなのですから)
とにかく行きつく先は『幸せになること』なんだなって思ったのです。
しかし、正直考えれば考えるほど、どうしたら幸せになれるのか、幸せを感じられるのかわからなくなりました。
答えが欲しいと思っていたことをよく覚えています。
それが、ポジティブ心理学という分野を学んだ時に答えが書いてあったのです。
マーティン・セリグマンが提唱したモデルだそうですが、幸せを構成する要素は5つあるのだそうです。
- Positive emotion(ポジティブ感情)
- Engagement(熱中)
- Relationship(人間関係)
- Meaning(意義)
- Achievement(達成感)
頭文字をとってPERMA(パーマ)です。
では一つ一つ見ていきましょう
①Positive emotion(ポジティブ感情)
ポジティブ感情は文字通り前向きな感情のことです。
心理学者のバーバラ・フレドリクソンは代表的なポジティブ感情として以下の10種類をあげています。
『喜び』『感謝』『安らぎ』『興味』『希望』『誇り』『愉快』『鼓舞』『畏敬』そして『愛』です。
②Engagement(熱中)
次に熱中です。
ちなみに時間を忘れるほど何かに集中している状態を『フロー』といいます。
スポーツの世界では『ゾーンに入った』などと表現することもあります。
人は時間を忘れるほど何かに集中する時間を過ごし、最高の結果を出している状態の後には充実感で満たされ、幸せを感じることができます。
③Relationship(人間関係)
次に人間関係です。
人間関係は煩わしさや厄介に感じることもありますが、人は人のつながりなくして生きていくことはできません。
誰かとの結びつきを感じられるときには幸福感が増すのだそうです。
先ほど、ボランティア活動や人のために何かをするという話をしましたが、それはここにつながってくることかと思います。
人のために何かするというのは人とのつながりを大切にしているということです。
人のために何かすることが自分の幸せにもつながっているとはとても素晴らしいことです。
もっと身近なところでも家族と過ごす時間は安心と安らぎを与えてもらえるでしょう。
友達や仕事の同僚に励ましてもらったり、一緒に何か成し遂げたりすることでも充実感を感じることができるでしょう。
④Meaning(意義)
意義というのは別の言葉で言えば、使命とか目標を達成するといったことでしょうか。
人は強い使命を感じたり、目標を立てて頑張ることに関して高いモチベーションを持つことができるのではないでしょうか。
まさに、あげあげの心理です。
気持ちが高ぶっているときは何に対してもやる気が出て楽しい気持ちで取り組むことができます。
幸福感が上がることは間違いないでしょう。
⑤Achievement(達成感)
①~④のことをいろいろと経験し、それを成し遂げたとき、それは達成感として幸福感をあげてくれるでしょう。
部活などの辛かった練習も大会などで勝ったときなどはつらかった練習も楽しい思い出と代わっているのではないでしょうか。
そしてそれは自信となり、また新たな目標や挑戦に向かわせさらに成長へとつながるわけです。
以上がマーティン・セリグマンが提唱した5つの幸せの要素です。
最後にVですが、これはVitality(活力)で体の健康な状態を意味しているそうです。
ポジティブ心理学会でこれも幸せの要素の一つに入れた方がいいのではということで広がっているそうです。
良質な睡眠、健康的な食事、適切な運動が心と体に活力を与える大切な要素となっています。
まとめ・コラム
幸せを構成する6つの要素
①ポジティブ感情
前向きな感情
②熱中
時間を忘れるほどの集中
③人間関係
人とのつながり
④意義
使命と目標設定
⑤達成感
物事をやりぬいた時の充実感
⑥活力・生命力
体からのアプローチ(睡眠・運動など)
心と脳の研究はどんどん進んでいますね。
人がどんなことに幸せを感じるのかわかってきているわけですから。。。
確かに、この6つの要素を満たしているとき、すごい充実感に包まれ幸せを感じます。
そしてもう一つ、幸せの波及効果です。
自分が幸せになると周りの人も幸せになるなんてなんて素敵なことでしょう!
私の尊敬する人の中に『モテ髪師 大悟』さんという方がいらっしゃいます。
知っている方、いらっしゃいますか?
私が初めてこの方のことを知ったのはTVでした。
すごく明るくて、スタッフからお客様まで褒めて褒めてみんなを元気にするのです。
みんなに『今日もかわいいね!』とか『素敵だよ』なんてことばかり言っているもんですから、はじめ見たときはなんてチャラい人。。なんて思ったのですが、この方の言葉が印象に残り、今では尊敬しています。
自分でも気分の乗らない時や調子の悪い時だってある。
だけど、あえて元気にふるまっているんだ。
努力して明るく元気にしているんだ。
ということを言っていましたし、そのときのTV以外の記事などでも読みました。
ホントに感心しましたね。
ただただ、いつも明るかったり、元気な人を見ると『つい、悩みも何もなくていいな…』なんて思いがちですが、違うんですね、努力して明るくしてるんだなぁって。
そりゃあ、そうですよね。
嫌なことがなかったり、悩みのない人なんていないですよね(^^;)
でも、そうして自分が明るくすることで周りの人を幸せにしているって本当に素敵なことだと思いました。
私もそんな人になりたいって思いました。
この方は努力してでもということでしたが、自然と出ている幸せオーラも同じようにみんなを幸せにするのです。
皆さん!胸を張って幸せになりましょうね^^
そして最後にお金と幸せの関係については皆さんはどのように感じますか?
私もこの記事の初めのテーマで『お金持ちになりたい』という願望について書きましたが、それについても研究はなされているようです。
興味のある方は ↓ の記事も読んでみてくださいね♪
それでは、最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。