最近、体の不調をきっかけに整体に通い始めました。
そのとき先生が何気なく言った一言が、心に残っています。
「長年の癖って、簡単には治らないんですよ。」
その言葉を聞いた瞬間、
私の中で“カチッ”と何かがつながりました。
💗体が教えてくれた「知ること」の大切さ
たとえば、間違った姿勢を長く続けていると、
それが“正しい”と体が覚えてしまいます。
だから、正しい姿勢に直そうとすると、
そっちのほうが違和感を感じたり、
痛みを覚えることすらあるんです。
でも、それを意識して続けていくうちに、
少しずつ体が慣れ、正しい動きが“普通”になっていく。
その話を聞いて、私は思いました。
これって、心の動きもまったく同じだなって。
🌱心にも「長年の癖」がある
人には、誰にでも“心の癖”があります。
たとえば、つい我慢してしまう。
人に頼れない。
いい人でいようと頑張りすぎてしまう――。
それは悪いことじゃなくて、
ただ「そのやり方でずっと生きてきた」というだけ。
でも、そこに気づけるようになると、
変化が始まります。
知ることは、変わるための第一歩。
🌼正しい“癖”を身につけるまでには違和感がある
心の癖を直そうとするときも、
最初は正しい行動のほうが“しっくりこない”ものです。
たとえば、今まで我慢してきた人が「NO」と言えるようになると、
最初は罪悪感を感じたり、人間関係がぎこちなくなることもあります。
でも、それが“正しい姿勢”なんですよね。
繰り返すうちに、
自分も相手もその変化に慣れ、
やがてそのほうがずっと楽になっていく。
🌸心もカラダも、繰り返すほどに整っていく
痛みも違和感も、悪いものではなく、
「変化している証拠」なのかもしれません。
知ること、受け入れること、そして繰り返すこと。
その3つを意識すれば、
心もカラダも、少しずつ整っていく。
🌿 見て、知って、感じて。そして繰り返す。
それが、人を優しく、強くしていく学びだと思うのです。