心理学

凡人が天才と呼ばれるために必要な知識と方法!3つお届けします

 

こんな方におすすめ

  • 努力を続けることができない人
  • 天才と言われたい人

 

トーマス・エジソンが残した『天才とは、1%のひらめきと99%の努力である』という名言から『天才』について考えみた

 

りぃ
クラスメイトのさーちゃん、こないだのテストで100点取ったんだって
すごいね!どのくらい勉強したのかしら?りぃだって頑張ればできるよ^^
NARU
りぃ
サーちゃんは天才だからだよ~だってあんまり勉強もしなかったんだって

皆さんは蓄音機、白熱電球を発明したことで有名なトーマス・エジソンという方をご存じですか?

トーマス・エジソンは蓄音機や白熱電球以外にもたくさんの発明をしてたくさんの方の暮らしに便利なものにしてくれました。

そういった発明品はどんどん改良され、より便利なものとして現代の私たちの生活にも欠かせないものとなっているものも数多くあります。

そのトーマス・エジソンが残したとされる名言で『天才とは、1%のひらめきと99%の努力である』という言葉があります。

私はこの名言を目にした時、『いやいや、天才とは特別な努力をしなくても勉強ができたり、運動ができたりする人のことで、努力の必要のない人だ。』と思っていました。

実際そういった人もいると思うのです。

頭の出来が違うというか、もともと理解度や能力が本当に全然ほかの人と違うという人も。

そういう人はやはり、まぎれもない天才だと思います。

そういった方は本当に素晴らしいし、日本の宝で大切にしなといけないと思います。

ただ、そういった人は本当にごく少数。

稀な人物なのかなと思います。

そこで出てきたのは次のような疑問でした。

いわゆる凡人も『99%の努力』をすれば、天才になれるのか?

もう私たちには天才も何もないですが、今後を担っていくような子どもたちがどんどん努力をして天才といわれるような人が増えるとしたら、素晴らしい将来が期待できるし、そんな夢があって素敵なことはないではないですか?

そこで、『努力』について考えてみたのですが、そこでふと思ったのです。




みんな努力努力と簡単に言いますが、やはり、努力を続けることというのは簡単なことではないのです。

それも『99%の努力』って…

気の遠くなるような努力だなって感じたのです。

そして、『99%の努力』ができる人、そういう人こそがやはり天才なのだとも思いました。

ちなみに、その道のプロになるためにはどのくらいの時間が必要かご存じですか?

マルコム・グラッドウェル氏著書「Outliers」で心理学者のアンダース・エリクソン教授の調査結果として『1万時間の法則』という形でしょうかいされており、その道のプロになるためには大体『1万時間』が必要だと言われているのです。

1万時間といえば、1日約9時間で3年

仕事で考えた場合、1日8時間、休みも考えると約5年ほどくらいでしょうか

5年でプロになれるかな?と考えると実際には1万時間というのは少ないように感じるくらいです。(実際に異論もあるとのことようですので、この『1万時間の法則』にはここでは深くは触れませんが…)

どちらにしてもですね、プロになるというか、天才になるまでの努力の時間というものは計り知れないほどだということがわかっていただけるかと思います。

また、人というのは先が見えていないもの(確信がないもの・疑念を抱いているもの)についてに、突き進むことはできません。



皆さんも経験はありませんか?

やっていることに関して成果が出ないでいると『これをやることに本当に意味があるのだろうか?』と不安になったりすることが…

その不安は日に日に大きくなり、結果、『私には無理だった』『意味を感じなくなったのでやめた』となるのです。

いわゆる『ダニング・クルーガー効果』も働いているのでしょうね

 

『天才』になるため『99%の努力』をする方法

先ほどのトーマス・エジソンの名言『天才とは1%のひらめきと99%の努力』ということを踏まえて、『99%の努力』をできる方法を考えてみましょう!

まず初めに大切なことです。

①脳に疑念を抱かせてはいけません

自己啓発書として有名なナポレオン・ヒル著書『思考は現実化する』の中にこのような詩が載っています。

負けると思ったらあなたは負ける

負けてなるものかと思えば負けない

勝ちたいと思っても、勝てないのではないかなと思ってしまったら、あなたは勝てない

負けるのじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている

というもの、成功は人の考えから始まるからだ

すべてはあなたの心の状態に照ってきますのだ

この詩はまだ続くのですが、注目してもらいたいのは赤字の部分。

疑念を持った時点ですでにもう『勝てない』ということなのです。

疑念を持った時点で努力へのモチベーションも下がってしまうということをまずは知ってください。

自分が今心の状態がどこにあるかをよく知ることが大切です。

 







 

②時間がかかるということを知る

次に大切なことは成功するには時間がかかるということを知ることです。

成功曲線という言葉を知っていらっしゃいますか?

石原明さん著書『「成功曲線」を描こう』で出てくるのですが、成功するまでの時間と結果が出るまでには時差があるよということなのです。

努力が続かない理由として自分の努力に疑念を抱くということが大きな原因だと思われます。

その疑念を抱いてしまう理由として成果がすぐに出ずに、それが自分の実力なのではないかと思ってしまうところにあります。

しかし実際は『成果が出ない=自分の実力』ではなく、『成果が出ない=時間の経過+自分の実力』とみるべきなのです。

努力した分だけ比例して成果が出るわけではないのです。

成果は努力した時間より遅れて出てくるものなのです。

しかも急激に…

伸び始めたときからは早いです。

しかし伸び始めるまでの時間の経過は長く、また人によっても長さが違います。

そしてこのなかなか成長を目にできず、時間だけ経過していく、この時がいわゆる『99%の努力』の時間になっています。

この成功曲線を知っていれば、『99%の努力』の時間も途中であきらめることなく頑張れるのではないでしょうか。

③やるべき理由と努力の時間を楽しむということ

最後にとても大切なことがあります。

それは①にも②にも関係することなのですが、『やるべき理由と努力している時間を楽しむ』ということです。

やはり、なかなか成果の出ない『99%努力』の時間の最中は成果が出ないことへの疑念と『何のためにこんなことをやっているのか?やっている意味があるのか?』という疑念が出てきます。

その時にやはり意味がないと感じるようなものに関しては努力を続けることができなくなってしまうのです。

ですから、『やるべき理由(動機)』というのはものすごく大切になります。





そしてそのやるべき理由をはっきりさせて努力する時間も楽しむことが大切です。

心に余裕を持つことが大切なのです。

 

まとめ・コラム

今回は天才と言われたい人のためにエジソンの残した『1%のひらめきと99%の努力』の中から、『99%の努力』の部分について考えてみました。

やはり、『99%の努力』と言っても簡単にすることは難しいですよね。

とにかく、始めてみることです。

そして続けることです。

凡人が天才と呼ばれるのに近道はありません

ポイントとしては3つありました。

  1. 脳に疑念を起こさせない
  2. 成功曲線を頭に入れ、時間がかかることを知る
  3. やるべき理由をはっきりさせ、努力する時間を楽しむ

私自身の経験からも早く成果を出したい、自分にできるだろうと安易な動機や理由は挫折の元です。

時間にも心にも余裕をもってゆっくり一歩一歩進めていく、また進んでいることを実感しながら続けていきましょう

そうして努力を続けているうちにその努力がいつか『99%の努力』となり、『成功曲線を描く』ことになるでしょう。

皆さんの努力が実り、周りの人から『天才』と呼ばれる日が来ますことを祈っています。

 

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