【会社にいるNG同僚】他人ウォッチャー系・グチグチ女王様
~人のことばっかり気にして、自分には何も向き合わない~
職場に必ず1人はいる、「他人が気になって仕方がない人」。
今日紹介するのは、そんな中でも特にタチが悪い、「グチグチ女王様タイプ」の同僚です。
■ とにかく人の行動が気になる病
この手の人は、仕事に集中するよりも、人の粗探しにエネルギーを注いでいます。
例えば、ある日の朝のこと。
「〇〇さん、今日もギリギリ出社だったね。あの人、いつも定時5分前にしか来ないよね」
「この間も□□さん、また会議で発言しなかったよ。ああいうのってどうかと思わない?」
「ねぇ、どこ行くの?どこ行ってきたの?」
いや、見てるね〜。
見張ってるのかと思うほどに、他人の行動を逐一チェック。
こちらが普通に朝のメールを整理してる横で、隣から延々とそんな「どうでもいい実況中継」が聞こえてきて、朝イチからうんざり。
■ 口癖は「私は気にしちゃうタイプなの!」
じゃあ「そこまで気にしなくていいんじゃない?」と言ってみたこともあります。
でも返ってくるのはお決まりのフレーズ。
- 「でも目に入るんだもん」
- 「私って、そういうの気になっちゃう性格だから」
- 「スルースキルないのが悩みなのよね〜」
……悩んでる風だけど、改善する気ゼロ。
むしろ「気にする私=繊細で真面目で観察力のある私」みたいな自己肯定に酔っている様子すらある。
さらに、「私がストレス感じてるのは、周りのせい!」と、原因は常に“他人”にある設定。
■ アドバイスを一切受け入れない「できない教」
「そういうの、いちいち気にしないほうが楽だよ」と言っても、またまた返ってくるのは、
- 「でも私は切り替えられないタイプなの!」
- 「簡単にできるなら誰も苦労しないわよね?」
はい、出ました。できない教。
他人をジャッジするのはやめないのに、自分は1ミリも変えるつもりがない。
ここまでくるともう、「愚痴りたいだけ」なのが透けて見えるし、正直、巻き込まれているこちらのほうがダメージを受けている。
■ 被害者意識 × 上から目線 = 最強に疲れる
このタイプ、根本にあるのは被害者意識です。
「私はいつも周りに振り回されてイヤな思いをしている」という思考。
でもその一方で、やたらと上から目線の発言も多い。
- 「あの人、もっと周りを見たほうがいいと思うわ〜」
- 「普通はああいう時、手伝うよね。私はそうしてきたし」
- 「ま、私だったらあんなミスしないけど?」
口では「ストレス溜まる」「つらい」って言いながら、ちゃっかり他人に点数をつけて自分のほうが上だと確認してる。
ほんと、「自分が一番女王様」だと思ってるんでしょうね。
■ 一緒にいるだけで消耗する
こういう人と同じチームにいると、本当に消耗します。
話せば話すほど空気が重くなり、こちらのメンタルも引きずられる。
何より、前向きな仕事の話が一切できない。
仕事の話が人の悪口→上司への愚痴→会社の体制への不満と、話題は常に“外”へ向かってマイナスの連鎖。
そのくせ、「でも私は悪くない」「私が正しい」と、自分の足元は一切見ない。
一度「で、あなたはどうしたいの?」と聞いたことがありますが、答えは「別に...私はただ言いたいだけだから」でした。
……心底、脱力。
■ 他人は変えられない。変えられるのは自分だけ
何度でも言いますが、他人は変えられません。
人の悪いところばかり見つけて文句を言っても、何も変わらない。
幸せや快適さは、自分の受け取り方次第です。
でも、こういう人ってずっと「誰かが変わってくれるのを待ってる」。
自分から動かない限り、永遠にそのループから抜け出せません。
■結局、一番嫌われているのは“あなた”です
その結果は毎回文句言ってる相手からも『あの人は私が嫌いだろうけど、私はあの人がもっと嫌い!』と言われる始末。
自分は他人のダメ出ししてるつもりが、結局一番言われてる側になっているという悲しい結末…
これってホントに『裸の王様』だよね~
かわいそうの一言だよ。
■ まとめ:人のことより、自分を整えよう
「人のあら探し」に必死になる前に、まずは自分を整えること。
これができてない人が、どれだけ周りにダメ出ししても、説得力ゼロなんです。
そういう意味ではこのタイプ、「他人のことをとやかく言っている自分」をもう一度見つめ直してほしい。
自分の不機嫌を、他人で埋めないでほしい。
周囲の人間は、あなたのカウンセラーではありません。
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